本コンテンツは、ハイエースのバッテリーを自分で安全に交換できるようになることです。バッテリーの交換は車の正常な動作を維持し、突然のトラブルを防ぐために非常に重要です。この記事では、交換のタイミングや必要な工具、手順、注意点について詳しく解説します。
ハイエースのバッテリーの安全な交換方法は??
注意点は?
おススメのバッテリーは??
交換の費用相場は??
皆さんこんにちは、ぱぱさくです。今回もハイエースおじさんです。前回はハイエースのバッテリーの充電方法を解説いたしましたが、充電でバッテリーの復帰が難しい場合は交換する必要があります。
また、ディーラーやカー用品店で交換すると費用が割と高くなるため、バッテリーをネット購入後自分で交換する方法が手軽で、安価なので、DIYお父さんは本コンテンツを参照していただき、ご自分で交換してみてはいかがでしょうか??
なお、ハイエースのバッテリーの充電方法は下記コンテンツに記載しておりますのでこちらも参照くださいませ。
バッテリーの場所、電圧や充電状態
バッテリーの場所、電圧や充電状態の確認方法は下記コンテンツに記載されているのでこちらを参照いただければと思います。
自宅で簡単!ハイエースのバッテリー充電方法~バッテリー2個のディーゼル寒冷地仕様はどうすればよい??~
バッテリーの寿命、交換のタイミングと重要性
バッテリーの寿命は一般的に3年から5年とされていますが、使用状況や気候条件によって異なります。以下のサインが見られたら交換を検討してください。
- エンジンのかかりが悪い
- ヘッドライトや電装品の点灯が暗くなる
- バッテリーの端子に腐食や膨張が見られる
- 車の電気系統に異常が発生する
定期的な点検とメンテナンスを行うことで、突然のトラブルを防ぎ、安心して車を使用できます。
ハイエースに適したバッテリーの種類
ハイエースは商用車や長距離運転に適した車両であり、安定した電力供給が求められます。以下の種類が一般的です。
- 鉛蓄電池(スタンダードバッテリー)
- コストパフォーマンスが良く、一般的な用途に適しています。
- AGMバッテリー(Absorbent Glass Mat)
- 高性能で耐振動性・耐久性に優れ、長寿命です。オーディオや電装品を多用する場合におすすめ。
- リチウムイオンバッテリー
- 軽量で高容量ですが、価格が高めです。特殊な用途やカスタム車両に適しています。
容量やサイズの確認ポイント
- 車両のバッテリー規格(CCA、容量)
- 取扱説明書や既存のバッテリーのラベルを確認してください。
- CCA(コールドクランキングアンペア)はエンジン始動に必要な最低電流値です。
- 主要な規格を下記に記載しましたので参照ください。
燃料 排気量 エンジン形式 年式 普通仕様 寒冷地仕様
G 2000 1TR-FE 2003~ 50D23R 55D23R
G 2700 2TR-FE 2020~ 55D23R 80D26R
D 2800 1GD-FTV 2022~ 85D26R 85D26R×2
D 3000 1KD-FTV 2007~ 105D31R 85D26R×2
D 2500 2KD-FTV 2005~ 85D26R 85D26R×2
- サイズ(バッテリーケースの寸法)
- バッテリースロットに合ったサイズを選ぶ必要があります。
- 既存のバッテリーの型番や寸法を測定しましょう。
- 端子の配置
- プラス・マイナス端子の位置も確認してください。
- バッテリーの型式に表示されているLとRは、プラス端子の位置を表しています. バッテリーのプラス端子を手前にして見たとき、端子が左側にあるものがLタイプ、右側にあるものがRタイプです。ハイエースの場合はRタイプになります。
LとRを間違えると、ケーブルの長さが足りず接続できないのでご注意を。
ハイエースのバッテリーの交換費用目安、自分で交換すると安くなる??
ハイエースのバッテリーの交換費用はディーラーやカーショップの場合は凡そ以下のようになります。バッテリー自体もネットで購入するよりも高くなりますし、工賃も相応にかかります。
特にハイエースの場合、ディーゼル車はバッテリーサイズも大きく、寒冷地仕様車の場合はバッテリーが2個搭載されているので通常よりも高額になります。
自分でバッテリーを交換することで、ネット上から自分好みのバッテリーを比較的安く購入できますし、工賃もかからないので場合によってはディーラーやカーショップの半額以下で交換することができます。
ディーラー、カーショップでのバッテリーの値段
- 標準的なバッテリー(一般的な容量・ブランド):約15,000円〜30,000円
- 高性能・長寿命タイプやブランド品:30,000円〜50,000円以上
工賃について
- 交換作業の工賃は、ディーラーや整備工場によりますが、一般的には5,000円〜15,000円程度です。
総合的な費用例
- 標準的なバッテリー+工賃:約20,000円〜45,000円
※価格は地域や販売店、車両の年式・モデルによって異なる場合がありますので、正確な見積もりを得るには最寄りのディーラーや整備工場に直接お問い合わせされることをおすすめします。
自分で交換する場合の値段
バッテリー本体のみの値段になります。
通常仕様:8000~15000円。
寒冷地仕様:16000~30000円。
ハイエースのバッテリーのおすすめのブランドとモデル
信頼性と性能を兼ね備えたブランドとしては以下があります。
GSユアサ PRODA Xシリーズ
●鋳造式グリッドと高密度化ペーストを採用
厳しい環境下でも安心してお使いいただけるハイブリッド極板構成を採用。連続走行や工事現場での激しい振動下でも、十分な性能を発揮します。
●ガラスマット付きエンベロープセパレータを採用
エンベロープセパレータとガラスマットを併用することで、性能低下の原因である内部ショートと活物質の脱落を抑制し、過酷な使用環境下でも高い信頼性を維持します。
●防爆液栓(突出)の採用で安心
外部からのスパーク(火花)をバッテリー内部に通さない防爆フィルタを内蔵した防爆液栓を採用しています。(全ての爆発を抑制するものではありません。)
●【保証】
※通常車:24ヵ月または6万Km ご購入後どちらか早く到達するまで
参考価格:13300円(定価18762円)amazonならお安く買えます。
下記モデルならamazonで30%offの13300円で買えますのでお得です。
パナソニック(ナショナル)CAOSシリーズ
高速充電性能 (充電受入性) 最高水準
・パナソニックの独自技術である「新パワフルペースト」を採用。負極版に使用されている添加剤比率を最適化することで、高速充電性能が大幅にアップ。
●大容量 最高水準
・新パワフルペーストにより多くの電気を蓄えられるようになり、大容量化を実現。
・負極版に反応表面積の大きい低抵抗カーボンを新採用することで、大容量化を実現。
●軽量化 最高水準
・パナソニック独自の軽量化技術により、グリッドの薄型化に成功し、無駄な鉛を使用しない軽量化を実現。
●長持ち
・「MFシルバー合金」を採用で、長寿命を実現。
●防爆設計で安全性を向上。
・液栓部分に「MF防爆液栓」を採用で、爆発事故の危険性を軽減。
●カーオーディオの音質が変わる。
・繊細な電流を供給することで「クリアな音質」、安定した電圧を維持することで「安定した音質」を再現。
●減液制御性能が従来品/C6と比較して1.59倍。
●製品保証 3年保証 (※ 距離条件なし)
参考価格:21500円
ATLAS BX
アトラスバッテリー上級モデル! !
●充電制御車対応
●充電受入性25%アップ!
●インジケーター内蔵で、バッテリーの充電状況を簡単にチェック可能
●優れた設計の取手付きで、持ち運びやバッテリー交換時に便利!
●特殊ティッシュ採用で、ペーストを強固に保持し、活物質の脱落を防止。
●コンピュータ設計による強固な構造で、振動と衝撃からしっかり保護。
●24ヵ月または4万㎞ 製品保証 (何れかの早期到達保証)
参考価格:12500円
こちらは私の一押しモデルで複数回購入しています。前回購入時は6万km、5年間使用し問題ありませんでしたので、低価格ながら信頼できる商品です。
インジゲータや手持ちハンドルが付属しているので利便性も高い商品で、私は愛用している製品です。
BOSCH PSバッテリー
定評の基本スペックを継承しメンテナンス性を大幅に向上したカルシウムバッテリー(液栓付タイプ)。充電制御車にも最適。
●液栓タイプメンテナンスフリー
●耐久性、電導性に優れた圧延エキスパンドカルシウム鉛合金を採用。
●安定した充電受入性能。
持ちてハンドル、インジゲータ内蔵の便利なモデルです。
参考価格:14000円(定価:33000円)amazonならお安く買えます。
下記はamazonなら半額以下で買えますのでお得です。
交換に必要な工具一覧
・プラスドライバー(またはマイナスドライバー) – バッテリーカバーや端子の固定を外すため
・10mmソケットレンチセット – バッテリーの固定金具を外すため
・バッテリーレンチ(またはラチェットレンチ) – バッテリー端子のナットを外すため
・絶縁手袋 – 感電やショートを防ぐため
・保護メガネ – 作業中の飛散物や液体から目を保護するため
・新しいバッテリー – 互換性のあるものを用意してください
交換作業前の車両の安全確認
- 駐車場所の選定:平坦で安定した場所に駐車し、エンジンを停止させてください。
- 駐車ブレーキの確実な操作:作業中に車両が動かないように、駐車ブレーキをしっかりかけてください。
- エンジンルームの冷却:エンジンが十分に冷えていることを確認してください。熱い状態での作業は火傷や火災の危険があります。
- バッテリーの電源遮断:バッテリー交換前に、車両のイグニッションをOFFにし、キーを抜いてください。
バッテリーの取り外し手順
車両の電源を切る
先ずは、バッテリーを取り外した際の電気系統の異常が発生しないよう、車両の電源を切るため、キーをオフにします。
エンジンルームを開ける
バッテリーが格納されているエンジンルームを開けます。エンジンルームは助手席の下にあり、カーペット下のロック2か所を解除すると、エンジンカバーを持ち上げることができ、バッテリーを確認することができます。

エンジンカバーを持ち上げたら、助手席シートの側面にあるストッパーで固定します。

エンジンルームを開けると右上にバッテリーが格納されています。

プラス端子カバーの取り外し
プラス端子には上記のようにショート防止用の赤いカバーが付属しているので先ずはこちらを外しましょう。
端子の取り外し
端子を10mmメガネレンチ、若しくはレンチなどで取り外します。端子は必ずー端子から取り外しましょう。これにより、ショートや火花のリスクを低減できます。-端子を外した瞬間に電流が供給されなくなるので、電飾やオーディオ関係は事前にバックアップや設定を控えておきましょう。

-端子を外したら、同じように+端子も外します。端子を外す際は、金属工具が端子やボディーに触れないよう注意してください。触れてしまうとスパークして火花が飛んだり、ヒューズが切れることもあるので十分に留意してください。
バッテリーの固定具の解除
バッテリーの固定金具は下記の赤丸部分のボルトで固定されていますので、このボルトを外し、固定金具も外します。

この際に棒状のステーは下記のバッテリーボックスの端に引っかけてあるだけなので、ボルトを外すとステーが落下しますので、ステーは手で支えながらボルトを外しましょう。
下記の写真の構造をイメージしながら外すとトラブルが少なくなるかと思います。
私はステーを車両内部に落としてしまい、探すのに苦労したので皆さんお気をつけください~

バッテリーの取り外し
最後にバッテリーを持ち上げて取り外します。バッテリー自体は重量が20kg近くありますので、落とさないように慎重に取り外してください。
バッテリーの取り付け、繋ぎ方手順
バッテリーの取り付け手順は基本的には取り外し手順の逆になりますが、くれぐれも端子の装着準だけはお間違えの無いようにご注意くださいね。取り外し時は-端子⇒+端子の順になります。
端子はしっかりと締め付け、緩みがないことを確認してください。
私は今回は下記のATLASBXを装着しました。インジゲーターや取っ手がついており、価格も安くて大変便利な商品です。

バッテリーが2つ搭載されている寒冷地仕様は??
ディーゼルエンジンの寒冷地仕様はバッテリーが2つ搭載されたツインバッテリーになります。助手席下のエンジンルーム内のバッテリー以外にも、運転席後方下にもバッテリーがもう一つ搭載され、2つのバッテリーが搭載されています。バッテリーは2ですが、接続は並列の為、車両電圧はバッテリー1個と同じ12ボルトのままです。
2個目のバッテリーの場所
2個目のバッテリーは運転席後方のカーペット下にあります。

こちらのカーペットをめくると、コックが見えますので、このコックを解除すると2個目のバッテリーが格納されています。

2個目のバッテリーの外し方
2個目のバッテリーの外し方も、基本的には助手席下の1個目のバッテリーと同じでマイナス端子から外していきます。
固定金具も助手席下と同じように、外します。⇒部分にボルトがあるのでこのボルトを外して、ステーの落下に注意して取り外しましょう。

2個目のバッテリーのステーは下記のような位置関係で固定されているので、こちらの構造をイメージしながら取り外し取り付けしましょう。

2個目のバッテリーは格納スペースが狭く、作業性が悪いので、運転席の位置を一番前にスライドさせるか、場合によっては取り外した方が作業しやすいですよ☆
作業後の確認と動作テストの手順
- 電気系統の動作確認
- バッテリー端子の接続が正確かつしっかりと締まっているか確認してください。
- ヘッドライト、室内灯、ウインカーなどの電気装置を点灯させて動作を確認します。
- メーター類やインフォメーションディスプレイの表示も正常か確認してください。
- エンジン始動とチェックポイント
- スターターボタンまたはキーを回してエンジンを始動します。
- エンジンがスムーズにかかるか、異音や異常振動がないか注意深く観察してください。
- 始動後、エンジン回転数や各種警告灯の点灯状態を確認します。
- オルタネーターの充電状態も確認し、バッテリーの充電状況が正常かどうかをチェックします。
- 動作テストのポイント
- すべての電気装置(エアコン、ラジオ、ウインドウなど)が正常に動作するか確認。
- 車両の各種センサーや警告灯に異常がないかも確認してください。
- 走行前に一度アイドリング状態での動作を確認し、異常があれば早めに対処します。
よくあるトラブルと対処法
- エンジンがかからない
- バッテリー端子の接続不良や緩みが原因の場合があります。再度しっかり締め直してください。
- バッテリーの電圧不足や故障も考えられるため、必要に応じてバッテリーの状態を測定します。
バッテリーの充電方法は??
バッテリーは状態によっては交換しなくても、充電することで復活する場合もありますので、交換する前に充電を試したい方は下記コンテンツをご参照いただき、充電も試してみてはいかがでしょうか。
自分でやるハイエースのバッテリー交換まとめ
今回は前回のハイエースのバッテリーの充電方法に続き、自分でできるバッテリーの交換方法についてご紹介いたしました。バッテリーの充電方法につては下記に詳しく解説していますので、交換前に充電を試してみたい方はこちらも参照ください。
自宅で簡単!ハイエースのバッテリー充電方法~バッテリー2個のディーゼル寒冷地仕様はどうすればよい??~
バッテリー自体はディーラーやカーショップで交換すると割と費用(20000~65000円)がかかりますが、自分で交換することで安価に済ませることができる(8000~30000円)ので、自分での交換を一度は検討してみてはいかがでしょうか??
なお、バッテリーの交換方法は簡単ですが、電気を扱う上、バッテリー自体も重量物で大変重く、怪我のリスクもありますので、本コンテンツの注意点や手順を良くご参照いただき、安全で快適なハイエースライフをお楽しみいただければ幸いです☆彡



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